○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ NO.8 山ちゃんの                人事・総務知恵袋  平成21年10月23日号 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 様 いつもお世話になっております。 経営者・幹部の方に役立つ、労務の情報第8号を 送信させていただきます。 このメールは、ご登録下さった方と 私がお会いして名刺を交換させていただいた 大切な方たちにお送りしております。 社会的にも様々な問題が山積している中、 少しでも御社のお力になれれば幸いです。 皆様お元気ですか?朝晩めっきり風が冷たく、 感じられますね。風邪など体調管理には十分 配慮しましょうね。 ところで、国や地方公共団体の中小企業施策も 充実してきています。助成金や融資など早め早め の対応をお勧めしています。何かございましたら、 お気軽にご一報下さい。 パートナーコンサルタンツ 特定社労士 山岡正義 http://www.p-consultants.jp ○……○……○……○……○……○……○……○……○……○……○……○ 【 内 容 】 *2009年度(第31回)当面する企業経営課題に関する調査 *メルマガ読者からの問い合わせが多い事例   [パワーハラスメントについて] *山ちゃんのつぶやき… *お知らせ ○……○……○……○……○……○……○……○……○……○……○……○ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ≪2009年度(第31回)当面する企業経営課題に関する調査結果≫ 2009年8月〜9月にかけて国内主要企業4000社の経営者を対象 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ―調査結果のポイント― 1.当面並びに中期的な経営上の課題に関して  (1)当面の経営課題   第1位 収益性向上 60.8%      第2位 売り上げ、シェア拡大(販売力強化を含む) 52.8%        (昨年度から15%急増している)   第3位 人材強化(採用・育成・多様化) 33.9%        (昨年度から6%減少している)   第4位 新製品、新サービス、新事業開発 19.7%    第5位 財務体質の強化 16.6%  (2)低価格化競争について   ・自社の主要事業が低価格化競争に巻き込まれているか    第1位 強く、そう感じる 43.8%    第2位 やや、そう感じる 36.0%    第3位 どちらとも言えない 13.6%   ・価格決定権に関して    第1位 どちらかといえば、買い手側が持っている 35.8%    第2位 どちらかといえば、自社が持っている 24.6%    第3位 買い手側が持っている 12.6%    第4位 自社が持っている 10.1% 2.イノベーティブな組織を実現するための経営の有り方の結論  (1)自社のビジネスの考え方や方向性を共有している企業ほど     イノベーションを実現している。  (2)社員の意欲が高まっている企業ほど、イノベーションを実現     している。  (3)イノベーションを実現している企業は、「変革の組織風土」の     特徴を備えている。   ※変革の組織風土 「自立と責任感」「自由闊達」「意味志向」                「協働」「未来指向」 3.社員の能力開発の重点として、より強化したい研修分野  第1位 中級管理者(部課長)研修 62.5%  第2位 中堅社員研修 53.0%  第3位 新入社員研修 47.3%  第4位 初級管理者(主任、係長)研修 41.4%  第5位 経営幹部研修(役員、役員候補者) 36.7%  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メルマガ読者から問い合せが多い事例 【パワーハラスメントについて】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ここに来て、問い合わせが多い、「パワーハラスメント」について取り上げます。 (1) 未だ特別な法的規制が無いパワハラについては「いじめ、嫌がらせ」と 分類されます。相談件数は急増しています。数だけを見れば、セクハラ の約2.4倍、解雇に次いで多くなっています。 (2) 一般的には、上司や先輩による部下への嫌がらせ的行為はパワハラ     といわれます。上司として部下を指導注意することは当然の責務です。    しかし、例えば、必要以上にののしる、終業時間後の飲食などの付き     合いを強要する、合理的必要性の無い業務に不当に長く従事させる     等々…。社会通念上許されないと判断される場合には、人格権の     侵害になります。セクハラ同様に、加害者は名誉棄損や侮辱罪の刑事     責任が問われます。企業は、パワハラがあることを知りながら放置した     場合、または容易にそれを知り得たにも関わらず、認識しなかった場合     でも、職場環境調整義務違反が問われます。 (3) 企業は、加害者と共に損害賠償や謝罪を要求されます。パワハラの     場合、被害者が自殺するケースも多発しています。自殺した場合の     賠償額は億単位に及ぶことも少なくありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【山ちゃんのつぶやき…】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 当面する経営課題に関する調査では、「売上・シェア拡大」が急増し、売り 上げ回復が当面の課題となっていることがうかがわれます。又。低価格化 競争においては、80%の企業が巻き込まれていると感じているようです。 価格決定権については、買い手側優位の傾向が明らかになっています。 メルマガ読者からの問い合わせが多くなっている「パワハラ」については 非常にメンタルな要素も多くあり、ケースバイケースで慎重な対応が求め られます。被害者が自殺するケースもあり、損害賠償額も莫大なものに なっています。お気軽にご相談下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【お知らせ】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●≪労務・人事119番 ≫開設中!! 労務・人事問題は、初期消火が命です。 素早い対応をするためにも、 『特定社労士事務所 パートナーコンサルタンツ』に お気軽にご相談ください。 ●スイスの精神医学者 C.G.ユングのタイプ論をベースにした 性格検査「MBTI」の個人セッションを受け付けております!! ―ご自身の強み・弱みを明確にし 自己理解を深めましょう。― 今回の≪トップマネジメント調査≫でも明らかになった通り、 管理職にとって重要とされるのはリーダーシップであり、 コミュニケーション力です。 ご自身を理解し、他者も理解していくことが その基本となることはいうまでもありません。 リーダーシップもコミュニケーションも、人それぞれのタイプがあります。 まずは、ご自身のタイプを「MBTI」で明確にしてみましょう! 意志の疎通が図れないことでご自身を責めるのでもなく、他者を責めるの でもなく、タイプの違いを理解することで円滑なコミュニケーションを 図れることと思います。 ・MBTI認定トレーナーがセッションを受け持ちます。 ・詳しくはパートナーコンサルタンツまでお問い合わせください。 ●小冊子 ≪山ちゃんの 個別労使紛争防止・解決レッスン≫を 只今、無料配布中!! お手元に置いて、ご活用ください。 ●≪社外のカウンセリングルーム≫の活用を!! 元気な心と体があるからこそ、 充実した職業生活を送れるのです。 「ちょっと心が不調かな…?」と思った初期の段階で、 気持ちを言葉にしてみませんか。 ご自分の心に耳を澄ませ、言葉にしていく事は このような社会状況だからこそ、とても大切な作業です。 【経営者の皆様へ…】 メンタルな相談をする場所を確保しておくことは、 従業員さんたちにとって安心の一つとなることと思います。 ぜひ、社外カウンセリングルームをご活用ください。  詳しくはホームページをご覧ください。 ●パワハラ・セクハラなどはデリケートな問題です。 専門の相談員が、内容を丁寧にお伺いします。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋  ■ホームページアドレス   http://www.p-consultants.jp ■配信先などの変更 下記アドレスまでご連絡ください。 wakuwaku@p-consultants.jp ■配信中止の手続き    タイトルに「不要」とお書き上ご返信ください。 wakuwaku@p-consultants.jp ■ご意見・ご質問はこちらへ  http://www.p-consultants.jp/ category/1312949.html ■『山ちゃんの人事・総務知恵袋』は、 毎月10日と25日に発行しております。 ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○