○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋                 NO.123 山ちゃんの 人事・総務知恵袋               平成30年12月21日号      ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ <会社名(漢字)> <お名前(漢字)>様 いつもお世話になっております。 経営者・幹部の方に役立つ、労務の情報第123号を                        送信させていただきます。 このメールは、ご登録下さった方と        私がお会いして名刺を交換させていただいた                     大切な方たちにお送りしております。 社会的にも様々な問題が山積している中、                    少しでも御社のお力になれれば幸いです。 12月に入りました。 12月にも関わらず、全国的に夏日の日もあったかと 思えば、真冬並みの寒さの日もあるなど、寒暖の差が 激しかったですね。地球温暖化の影響もあるのかと思います。 社内的には、冬季賞与があったり、年末調整が あったりと何かと忙しい時期です。 忙しい12月もあともう少しです。 インフルエンザも流行の兆しがあるので、 どうかお身体をご自愛下さいませ。 今年も一年メルマガをお読み頂き、ありがとうございました。 来年も宜しくお願い致します。    パートナーコンサルタンツ                      特定社労士 山岡正義     http://www.p-consultants.jp                              ○……○……○……○……○……○……○……○……○……○……○……○ 【 内 容 】 1.「チームの雰囲気」が働く人の満足度やモチベーションにどう影響しているか? 2.悪質なクレームはハラスメント! 企業向け対策指針、策定へ 3.厚生労働省が生活習慣病の予防策を強化 4. 山ちゃんのつぶやき… ○……○……○……○……○……○……○……○……○……○……○……○            ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1.「チームの雰囲気」が働く人の満足度やモチベーションにどう影響しているか? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ビジネスマンは、今の職場に満足しているのでしょうか。また、「チームの雰囲気」が 働く人の満足度やモチベーションにどう影響しているのでしょうか。(株)日本能率 協会総合研究所が行ったアンケート調査(第9回「ビジネスパーソン1000人調査」 【理想のチーム編】、調査期間:2018年9月28日〜2018年10月9日)からみていきます。 ◆あなたは現在所属しているチームの雰囲気に満足していますか? 現在の職場のチームの雰囲気に「満足」(とても満足:10.9%、やや満足:43.6%)と している人は半数を超えました。ただ、20代、60代の約6割が満足している一方、 50代、非正規職員では、過半数が満足していないという結果です。 満足している理由としては、「困ったときに助け合うから」(39.6%)、「自分なりに 創意工夫で仕事を進めることができるから」(27.2%)、「互いに情報を共有したり学び あったりしているから」(22.2%)、「期待されている役割が明確であるから」 (18.2%)が挙がっています。 一方、満足していない理由としては、「フェアな評価がなされていない」(24.0%)、 「困ったときにも互いに助け合うことがない」(21.8%)、「互いに本音を話せない」 (21.3%)が挙がっています。 現在のチームに満足している人と満足していない人で比較すると、「職場のチーム リーダーは、チームの雰囲気を良くすることができているか」について、満足して いると回答する人は「できている」と6割が回答したのに対し、満足していない人 は「できていない」との回答が5割を超えました。このように、チームの雰囲気に 満足している人は、良好な人間関係を魅力と感じる傾向が強くあるようです。 ◆上司から言われて嫌だと思う一言は?. 「あなたが、上司から言われて嫌だと思う一言は何ですか」という質問について、 1位に挙がったのは、「使えないな」(33.8%)。その他、2位に「そんなことも できないのか?」(32.6%)、3位に「余計なことをするな」(23.4%)となりま した。次いで、「上が言っているんだから、やれ」(21.5%)、「やる気がある のか?」(16.5%)、「自分で考えろ」(11.5%)、「聞いてないぞ」(10.8%) となっています。 ◆上司から言われてやる気がでる一言は? 一方、やる気がでる一言として挙がったのは、1位「ありがとう」(35.1%)、 2位「よくやった」(23.9%)、3位「頑張ってるね」(19.8%)です。他には、 「いいアイデアだ」(17.5%)、「おつかれさま」(17.4%)、「あなたにしか できない」(17.1%)、「期待しているよ」(16.0%)が続きました。上司による. 感謝とねぎらいの声かけが従業員のモチベーションアップにつながるようです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2.悪質なクレームはハラスメント! 企業向け対策指針、策定へ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◆悪質クレームはハラスメント 顧客や取引先から従業員への悪質なクレーム(「クレームハラスメント」「カスタマー ハラスメント」などとも。以下「悪質クレーム」といいます)が社会問題となっています。 企業向けの悪質クレーム対応マニュアルがベストセラーとなっていますし、報道を目に する機会も増えています。 ◆悪質クレームに関する調査結果 UAゼンセン「悪質クレーム対策(迷惑行為)アンケート調査分析結果」(2018年9月公表) によると、「業務中に来店客から迷惑行為に遭遇した」従業員は70.1%とのことです。 迷惑行為の内訳(複数回答)では、「暴言」が最多の66.5%で、以下「何回も同じ内容を 繰り返すクレーム」(39.1%)、「権威的(説教)態度」(36.4%)などとなっています。 注目すべきは、迷惑行為を受けた従業員の91.3%がストレスを感じているほか、 「精神疾患になった」という回答もあった点です。同調査は、対象に離職した人が 含まれていないため、悪質クレームにより精神疾患を患ったり離職したりした人は 潜在的に少なくないとしています。悪質クレームには、従業員を疲弊させ、休職や 離職をさせてしまうリスクがあるということです。 ◆厚労省も悪質クレーム対策を議論中 こうした中、厚生労働省は11月、悪質クレームを「職場のパワハラに類するもの」と 位置づけ、企業が取り組むべき対策を指針にまとめる方針を明らかにしました。セク ハラ・パワハラ対策の法制化などとあわせて労働政策審議会で議論し、来年の通常 国会に関連法改正案を提出する見通しです。 ◆悪質クレームから従業員を守るには では、企業としてどのような対策・取組みが考えられるでしょうか。この点について、 上記調査では「迷惑行為への対応を円滑にする企業の相談体制の整備」が最多の40.8% (複数回答)となっています。悪質クレームに対峙する多くの従業員は、セクハラや パワハラなどの対策と同様、自社が親身に相談にのってくれることを望んでいると いえます。悪質クレーム対応を現場まかせとするのではなく、企業として従業員を サポートする姿勢が大切です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 3.厚生労働省が生活習慣病の予防策を強化 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◆寿命は延びても不健康な期間は変わらず 厚生労働省が、生活習慣病の予防策を強化します。高齢者人口が増えるなか、健康に 過ごせる寿命を延ばし、意欲ある高齢者が長く働けるようにするのが目的です。 背景には、人手不足があります。 寿命は年々延びており、日常生活を制限なく送ることができる期間を指す健康寿命も 延びていますが、健康でない状態で暮らす期間は、男女ともにほとんど変わっていま せん。このままだと高齢化で病気を抱える人が増えるため、これに対応する必要が あります。 ◆予防対策は「ジム利用料の医療費控除拡大」と「自治体の予防事業支援」 厚生労働省は、インセンティブを強化することにより予防対策を強化する方針です。 その1つめは、生活習慣病の患者が医師の指導に沿ってジムなどで運動をすると 医療費として費用を控除できる制度がありますが、その対象となるジムを増やす ことです。2つめは、生活習慣病の予防事業に力を入れる自治体に渡る交付金を 増やすことです。 ◆ジムの利用料が医療費控除になる要件 ジムで運動した場合に医療費控除の対象になるためには、次の3つの要件があります。 @ 特定健康診査(いわゆるメタボ健診)において、高血圧症、脂質異常症、   糖尿病などの生活習慣病である、または同等の状態であると診断された   場合や、医師の「運動療法処方箋」に基づいて行う運動療法として行う   運動であること。 A 厚生労働省が指定した「指定運動療法施設」で運動療法に取り組むこと。 B おおよそ週1回以上の頻度で8週間以上にわたって、施設での運動を行っ   ていること。 Aの「指定運動療法施設」であるジムや施設は全国で200カ所程度にとどまっ ています。対象施設の要件として、健康運動指導士の配置や生活指導のための 設備の設置、医療機関と提携していることが求められるためです。 今回の見直しでは、こうした基準を緩めるなど制度の使い勝手を検討し、対象 となるジムを増やす方針です。患者に有効な運動プログラムを処方する医師に 対する診療報酬を引き上げることも検討します。 ◆自治体の予防事業への交付金にメリハリをつけて競争を促進 平成30年度から実施されている「保険者努力支援制度」は、国民健康保険の 財政基盤立て直しを主とする医療保険制度改革法に盛り込まれ、医療費の抑制 で成果を上げた自治体に予算を重点配分する制度です。 今回の見直しでは、その交付金にいっそうメリハリを利かせる予定です。自治体 が手がける特定健康診査の実施率や糖尿病の重症化予防の取組みを点数化し、 点数によって大きな差がつくようにして、自治体に予防対策の競争を促進する のが目的です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 4.山ちゃんのつぶやき… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ※1 チームの雰囲気は予想通り、満足しているチームは助け合い互いに情報共有    して、創意工夫をしています。やる気が出る上司からの一言は、「ありがとう」    「よくやった」等ねぎらいの声かけが重要です。 ※2 顧客や取引先等、悪質なクレームが多くなっており、従業員をクレームから    守ることが必要不可欠な状況です。70%以上の人が遭遇しております。    厚生労働省は職場のパワハラに類するものとして概ね取りまとめまとめて    いっています。企業としてはまずは迷惑行為への対応を円滑にする相談体制の    整備から取り組むのが良いと思われます。 ※3 生活習慣病の対策としてジムの利用が医療費控除になることをご存知ですか?    男女ともに健康状態にない高齢者の状態で暮らす期間が少しも変わっていない    ようです。寿命が伸びても寝たきりの高齢者は減っていないようです。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋      株式会社パートナーコンサルタンツ 代表取締役 山岡正義   TEL:03-6661-2217  FAX:03-6661-2237      Emeil:wakuwaku@p-consultants.jp   〒102-0072 東京都千代田区飯田橋1-7-10 山京ビル本館802号室    ■ホームページアドレス…………http://www.p-consultants.jp                    ■配信先などの変更………………下記アドレスまでご連絡ください。                   wakuwaku@p-consultants.jp                 ■配信中止の手続き        タイトルに「不要」とお書き上ご返信ください。                  wakuwaku@p-consultants.jp   ■ご意見・ご質問はこちらへ……http://www.p-consultants.jp/                    category/1312949.html