○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋                 NO.100 山ちゃんの 人事・総務知恵袋               平成29年1月20日号      ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ <会社名(漢字)> <お名前(漢字)>様 いつもお世話になっております。 経営者・幹部の方に役立つ、労務の情報第100号を                        送信させていただきます。 このメールは、ご登録下さった方と        私がお会いして名刺を交換させていただいた                     大切な方たちにお送りしております。 社会的にも様々な問題が山積している中、                    少しでも御社のお力になれれば幸いです。 新年あけましておめでとうございます。 おかげさまでこの号で、メルマガが100号を迎えました。 思い出してみますと、メルマガ1号は2009年7月10日に発行しました。 2009年はオバマさんが、大統領に就任した年で前年にはリーマンショックが ありました。 発行して、8年目に入っております。今後も200号を目指し、皆様に役立つ情報を 発信していきます。 今後とも変わらぬご支援をお願いします。  パートナーコンサルタンツ                       特定社労士 山岡正義      http://www.p-consultants.jp                              ○……○……○……○……○……○……○……○……○……○……○……○ 【 内 容 】 1.『「過労死ゼロ」緊急対策』について 2. 長時間労働対策で各社の取り組み 3. 山ちゃんのつぶやき… ○……○……○……○……○……○……○……○……○……○……○……○            ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1.『「過労死ゼロ」緊急対策』について ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 前号の99号(「残業規制」時代到来!)の続報です。 電通事件(電通に入社して1年目の女性が一昨年12月に自殺した事件で、三田労働基準監督署 から労災認定を受けた。子会社を含めて強制捜査を受け、労働時間の過少報告が全社的に行わ れていたことが発覚)は政府や世論を動かし、ついには今月、電通の社長が辞任を発表する 事態となりました。 ここでは、厚生労働省の『「過労死ゼロ」緊急対策』を発表した内容を取り上げます。 以下その内容ですが、これまで以上に従業員の労働時間管理やメンタルヘルス対策、 パワハラ防止等が強化されております。 1.違法な長時間労働を許さない取組の強化  @新ガイドラインによる労働時間の適正把握の徹底  A長時間労働などに係る企業本社に対する指導  B是正指導段階での企業名公表制度の強化  C36協定未締結事業場に対する監督指導の徹底 2.メンタルヘルス・パワハラ防止対策のための取組の強化  @メンタルヘルス対策に関わる企業本社に対する特別指導  Aパワハラ防止に向けた周知啓発の徹底  Bハイリスクな労働者を見逃さない取組の徹底 3.社会全体で過労死ゼロを目指す取り組みの強化    @事業主団体に対する労働時間の適正把握などについて緊急要請  A労働者に対する相談窓口の充実  B労働基準法等の法令違反で公表した事案のホームページへの記載 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2.長時間労働対策で各社の取り組み ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 長時間労働に対する、世間の厳しい目に対して各社はどのように取り組んでいるのでしょうか? NPO法人のファザーリング・ジャパンが実施した長時間労働削減施策の取り組みに関する アンケート調査から取り上げたいと思います。 「経営層から社内に向けて長時間労働是正へのメッセージを発信している」 「各人の労働時間を集計し、役員会に報告。長時間労働部署へ是正措置求める」 「新任管理職に対し労働時間管理を含む研修を行っている」 「有給休暇取得の進捗等を管理する仕組み」 「ノー残業デーの実施」 「定刻に帰宅を促す一斉アナウンス」 上記の取り組みの中で「3割以上の長時間労働削減を達成できた施策」は 「PC強制シャットダウン」 「ノー残業デーの実施」 「強制消灯(その後点灯不可)」 「PCログ管理(タイムカードとPCログオフのかい離の把握」 「管理職による見回りと残業者への声掛け」 などがあがり、ある程度強制力のある施策ほど効果がすぐに出やすいことがわかります。 また、エン・ジャパンが実施した「時間外労働(残業)」についてのアンケート調査に よると、 「管理職への教育(時間管理)」(実施:47%、効果的:32%) 「業務分担やフローの見直し」(実施:47%、効果的:27%) が上位に上がりました。 見かけ上の「残業時間」を減らして、労働時間の過少申告を招いたりしては 意味がありません。 各企業の状況に合わせて、実態に即した施策を考えてみましょう、 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 3.「100号記念号」に寄せて所員からご挨拶 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〇 振り返ってみると、第1号が8年前でした。   皆様と長いお付き合いをさせていただいて、「感謝」の一言です。   ありがとうございました。   そしてこれからも何卒よろしくお願い致します。   経理・総務スタッフ 大賀   ooga@p-consultants.jp ※何かございましたらお気軽にご連絡下さい。 〇 「メルマガ100号記念おめでとうございます。」      主に給与計算と助成金を担当しております中村と申します。   8年間をかけて100号に到達した訳ですが、その間、読者の方に   ご購読いただき心より感謝申し上げます。   ありがとうございます。   ところで、最近メルマガ読者の投稿がが少なく、残念に思っております。   助成金のことはもちろん、就業規則や給与計算など   お気軽にお問い合わせください。   給与計算・助成金担当 中村   E-mail: nakamura@p-consultants.jp ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 4.山ちゃんのつぶやき… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ※1 今回の電通の事件で、厚生労働省も今まで以上に長時間労働による過労死問題を    起こさせない取組みをはじめています。産業界全体の問題として、中小企業も真剣に    論議したいところです。 ※2 各社色々取り組んでいますが、アンケート調査の結果ですと管理職への時間管理の    教育と、業務分担や仕事のフローの見直しなど、効果が上がっているようです。 ※3 「働き方改革」に力を入れている安倍政権ですが、根本的には生産性が高く    労働時間が短いドイツに学んでみよう。    ドイツは、年間平均労働時間が1370時間と日本より358時間短く(日本より21%    短い)労働生産性が日本より56%上回っています。    そして、現在ドイツの景気は非常によくそのうえ、社会保障のサービスの水準も    日本より大幅に上回っているのです。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋      パートナーコンサルタンツ 代表 山岡正義   TEL:03-6661-2217  FAX:03-6661-2237      Emeil:wakuwaku@p-consultants.jp   〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-14 近藤ビル4階    ■ホームページアドレス…………http://www.p-consultants.jp                    ■配信先などの変更………………下記アドレスまでご連絡ください。                   wakuwaku@p-consultants.jp                 ■配信中止の手続き        タイトルに「不要」とお書き上ご返信ください。                  wakuwaku@p-consultants.jp   ■ご意見・ご質問はこちらへ……http://www.p-consultants.jp/                    category/1312949.html