○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋                 NO.86 山ちゃんの 人事・総務知恵袋               平成27年11月20日号      ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ <会社名(漢字)> <お名前(漢字)>様 いつもお世話になっております。 経営者・幹部の方に役立つ、労務の情報第86号を                            送信させていただきます。 このメールは、ご登録下さった方と        私がお会いして名刺を交換させていただいた                     大切な方たちにお送りしております。 社会的にも様々な問題が山積している中、                    少しでも御社のお力になれれば幸いです。 マイナンバーが通知された人の割合は、東京都下では実感としてまだ10%いないようです。 これから11月中にかけて集中的に配達されるようです。 総務の人にとって何かと神経を使うことが増えますが、慌てず取り組んでいただけたらと思います。 落ち着いてやりましょう。  パートナーコンサルタンツ                       特定社労士 山岡正義      http://www.p-consultants.jp                              ○……○……○……○……○……○……○……○……○……○……○……○ 【 内 容 】 1.注目される産業医の役割 2.職場における「ハラスメント・嫌がらせ」の実態 3.山ちゃんのつぶやき… ○……○……○……○……○……○……○……○……○……○……○……○            ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1.注目される産業医の役割 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◆今年12月から義務化 改正労働安全衛生法で定められた「ストレスチェックの義務化」が、今年12月1日から施行されます。 労働者数50人以上の事業場では来年11月末までに、最低1回はストレスチェックを実施する必要がありますが(労働者数50人未満の事業場は当分の間努力義務)、義務化を前に、ストレスチェックで大きな役割を担う「産業医」に注目が集まっています。 その理由は、法律でストレスチェックの実施者は「医師、保健師その他の厚生労働省令で定められる者」でなければならないとされているからです。また、東京経営者協会が今年9月に行ったアンケート調査の結果によると、半数以上の企業がストレスチェック制度実施の課題として「産業医・外部機関との連携」を挙げています。 ◆厚労省がリーフレットを公開 厚生労働省は11月上旬に、産業医に関するリーフレット「産業医を選任していますか?代表者が産業医を兼務していませんか?」を公開しました。 このリーフレットでは「常時50人以上の労働者を使用する事業場においては産業医を選任しなければならない」こと、「産業医の選任・変更の際には労働基準監督署に届け出なければならない」こと、「産業医として法人や事業場の代表者が選任されている場合は早期に改善すべきである」こと等が示されています。 産業医を適正に選任していない、また産業医制度が機能していないケースは非常に多く見られ、ストレスチェック制度を契機に見直しを図る企業が増えるものと考えられます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2.職場における「ハラスメント・嫌がらせ」の実態 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 全研本社株式会社が運営する働き方と天職を考えるウェブマガジン「瓦版」が実施した職場のハラスメント調査によると、回答者316人のうち「会社で嫌がらせを受けたことがある」と答えた人が9割にのぼったことがわかりました。 受けたことがある嫌がらせの種類としては「モラルハラスメント」と答えた人が83.2%、以下、「エイジハラスメント」21.5%、「アルコールハラスメント」15.2%等と続いています。 具体的にどのような嫌がらせを受けたかというと「気に入らないというだけで根拠のないうわさを社長へ話す」「休日にメール文書で文書による嫌がらせ」、「同じミスでも若い子には怒らず50代の私は叱責される」、「明らかに無理な勤務内容」などの事例が並びました。 受け取る側の主観もある程度影響しますが、社員が「嫌がらせ」だと認識してストレスを感じている場合、メンタルヘルスの問題や労使トラブルの原因にもつながります。また、ハラスメントが蔓延しているような状況では、企業の生産活動にも大きな影響を与えかねないので、社内風土の改善という意味でも、社員の態度や社員間のやり取りには会社としても必要な範囲で目を配っていくことが求められます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 山ちゃんのつぶやき… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ※1 ストレスチェックの問題だけではなく、中小企業にとって    これから、産業医の果たす役割は大きくなります。    主治医と産業医といった立場の違いによる専門家の診断書が、大きな力を出してきます。     ※2 この調査は、数字としては少し大き過ぎると思われますが    会社の雰囲気としては、ギスギスしている感じが多いと思われます。    会社としても目を光らせ、早めに手を打っていくことが重要です。         ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋    ■ホームページアドレス…………http://www.p-consultants.jp                    ■配信先などの変更………………下記アドレスまでご連絡ください。                   wakuwaku@p-consultants.jp                 ■配信中止の手続き        タイトルに「不要」とお書き上ご返信ください。                  wakuwaku@p-consultants.jp   ■ご意見・ご質問はこちらへ……http://www.p-consultants.jp/                    category/1312949.html