江戸時代から百年以上続く企業の秘訣は石田梅岩の教えがあった。25年間石田梅岩を研究していきた山岡正義氏が現代に梅岩先生の教えを伝えます。

労基署対策

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労基署監督官がやってくる!

 

以下は小冊子「山ちゃんの個別労使紛争防止・解決レッスン」の抜粋です。詳しくは小冊子をご覧ください。

1.労働基準監督機関の目的

労働基準法や労働安全衛生法などの労働法規を企業に守らせ、労働者の労働条件・労働環境を確保・改善することを仕事としている国の行政機関です。

2.労働基準監督署の特色

警察署と同じように、労働基準法・安全衛生法などの労働法規違反を捜査し、地方検察局に送致するという権限を持ち、それらの業務も行っています。この点が、他の労働行政機関(公共職業安定所・雇用均等室)とは大きく異なります。

3.労働基準監督官の権限

(1)労働基準監督官としての権限

  • 事業場・寄宿舎等の臨検(立ち入り)
  • 帳簿・書類の提出を求める
  • 労使に対する尋問

(2)特別司法警察職員としての権限

  • 強制捜査
  • 事情聴取
  • 証拠物の押収 等

4.定期監督・申告監督時の主なチェックポイント

(1)就業規則について
(2)労働者名簿、賃金台帳の作成・保管
(3)労働条件の明示について
(4)賃金支払いについて
(5)労働時間・休憩・休日について
(6)時間外・休日労働の割増賃金について
(7)安全衛生管理体制
(8)健康診断について 等々
 

臨検監督者が着目するポイント

  臨検の際に着目されるポイントは年度により多少の色合いの
違いがあります。しかし基本的な着目ポイントはここ数年変わ
っていません。以下の3点は最重要ポイントとお考えください。

  1.  サービス残業の撲滅=労働時間の適正管理
  2.  長時間労働の解消と健康管理
  3.  労災隠しの排除と安全確保作業

  昨年度(平成20年度)東京における申告受理件数は7000件に迫り、

    対前年比13%の伸び率になります。本年度も

  厳しい経済状況下、ますます申告件数が増加する見込みです。

  日本労働弁護団のホームページでは「労働基準監督署への申告を

    積極的に行おう」というキャンペーンを行っております。

   さらに申告書のひな型も掲載されております。

パートナーコンサルタンツは「会社を守る」側に立ってご相談に

     応じております。

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